薬膳酒 2013.04

私はアルコール類はあまりいただけませんが、ティースプーンでお湯に入れてお茶のようにいただきます。 1日量はおよそ御猪口に1杯程度で充分なので、ティースプーンで2~3杯くらいを1日に3回くらい その時の身体の調子によって選んだりして いただいています。


紅花(べにばな・こうか)、玫塊花(まいかいか:バラのつぼみ)、杜仲(とちゅう・樹皮)を米焼酎で。 

写真の写り具合よりも赤い感じです。 紅花単体だと、きれいな黄色になりますが、バラの蕾も色が抜けて、杜仲の樹皮の色が加わり、赤茶の感じです。 さすがバラ!ハマナスといわれるもので、いわゆる私達がイメージするバラではないですが、予想以上にいい香りがします♪ 血のめぐりをよくして冷え症を改善するイメージです。

党参(とうじん・党人参)を50度のウイスキーで。 

参は、朝鮮ニンジンよりも穏やかな効き目とされています。 母は高血圧なので、こちらにしました。 しかし、みっちり入ってます! おそらく飲み進みは遅いと思うのでアルコール度の高いウイスキーにしてみましたが、やはり米焼酎のほうがまろやかな気はします。一般にはなじみのないものですが、高額な朝鮮ニンジンの代用としたという記述もあります。 

当帰(とうき)と杜仲(とちゅう)を米焼酎で。 

 

この茶色い色味は杜仲の樹皮から出た色です。

一般には杜仲茶として「葉」が出回っていますが、効能を考えると樹皮になります。 当帰は血流をよくし、杜仲は強壮とも言われますが、陽を補うとされます。 

具体的なイメージとしては、冷えの腰痛の改善です。 これからの季節の冷房による冷えへの対策などをイメージしています。

当帰の根はスライスで売っていることが多いのですが、これは丸いかたまりです。 当帰頭というらしい・と思っています。(食品扱いなので単なる当帰です) 実際の漢方薬になると、同じ根でもこの頭・末端では効能が異なるとされ、用いる症状が違ってきます。